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AIと遊ぶ時々副業の話し

マイクロソフトのクラウド事業が急成長、生成AIの商用化が奏功


マイクロソフトは、2023年10~12月期(第2四半期)の決算を発表しました。売上高は前年同期比22%増の453億1700万ドル(約5兆1700億円)、純利益は48%増の205億500万ドル(約2兆3500億円)と、過去最高を更新しました。

この好調な業績の背景には、クラウド関連事業の拡大が大きく寄与しています。特に、生成AIのいち早い商用化が奏功したと言えるでしょう。

生成AIとは、人工知能(AI)が自動的に文章や画像、音声などのコンテンツを生成する技術のことです。マイクロソフトは、この分野で世界をリードする企業の一つです。

例えば、マイクロソフトは、自然言語処理の最先端モデルである「GPT-4」を開発しました。GPT-4は、1750億個のパラメーターを持ち、インターネット上の膨大なテキストデータから学習したAIです。GPT-4は、様々な言語やドメインに対応し、人間に近い文章を生成することができます。

マイクロソフトは、GPT-4を基にしたチャットボット「Copilot」を提供しています。Copilotは、ユーザーの質問や要望に応じて、情報提供や会話、コンテンツ生成などを行うAIコンパニオンです。Copilotは、無料版と有料版があり、有料版ではカスタマイズしたチャットボットを公開できるアプリストア「GPT Store」もオープンしました。

また、マイクロソフトは、画像生成の最先端モデルである「DALL-E」を開発しました。DALL-Eは、GPT-4と同じく1750億個のパラメーターを持ち、インターネット上の膨大な画像データから学習したAIです。DALL-Eは、テキストやスケッチなどの入力に応じて、想像力豊かな画像を生成することができます。

マイクロソフトは、DALL-Eを基にしたグラフィックアート生成ツール「Graphic Art」を提供しています。Graphic Artは、ユーザーが好きなテーマやスタイルを入力すると、AIがオリジナルのグラフィックアートを作成するツールです。Graphic Artは、個人や企業のロゴやポスター、ウェブサイトなどのデザインに活用できます。

これらの生成AIのサービスは、マイクロソフトクラウドプラットフォームである「Azure」上で動作しています。Azureは、ネット経由で演算能力やストレージ、データベースなどのITリソースを提供するサービスです。Azureは、クラウド市場で世界第2位のシェアを持ち、売上高は前年同期比50%増の207億ドル(約2兆3700億円)に達しました。

マイクロソフトは、生成AIの技術をAzureの顧客に提供することで、クラウドの利用促進と差別化を図っています。生成AIは、コンテンツ制作やマーケティング、教育、エンターテイメントなど、様々な分野で革新的な価値を創出する可能性があります。

マイクロソフトクラウド事業は、生成AIの商用化によって、新たな成長のドライバーを手に入れました。今後も、マイクロソフトは、クラウドとAIの融合によって、日本社会のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援していくでしょう。

でも、友達や話しするおじさん達に言わせると
AIはまだまだ得体のしれない物、考えて成長して会話できるとなる怖いとか言ってる。
確かにAI実際に使ってる人って3割もいないでしょう。
上手く人間と共存、バディみたくなっていければ良いと思いますね

しかしまぁ、利益50パー増しは凄いな。

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